保険診療と自由診療

ED治療に保険が適用される日はやって来るか?

自由診療の代表格の1つにED治療があります。今や成人男性の3~4人に1人が何らかのED症状を抱えているといわれますが、日本では残念ながらどのような場合にも健康保険は適用されません。 いつかED治療に健康保険が使える日はやってくるのでしょうか?


どんなED治療も自由診療になるのは日本だけ!?

ED(勃起不全)の治療は、日本ではすべて自己負担の扱いとなっています。たとえこれから子作りを希望する若い男性であっても、はたまた手術の後遺症でEDになってしまった男性でも、保険による救済措置はまったくありません。

実はED治療にまったく公的なサポートがない国は、先進国の中でも日本だけだといわれています。多くの先進国では無条件というわけではないものの、特定の疾患を持つ人の場合は保険が適用されることが多いようです。 つまり海外では「ED=QOLを著しく低下させる症状」として認識されている、ということになります。

日本でも泌尿器科学会などがED治療の保険適用を求め続けているようですが、いまだに承認されていません。そのためバイアグラなどのED治療薬は1錠1,300~1,500円ほどしますし、普通の病院ですと診察代や検査代なども10割負担でかかってきます。

またED治療薬が効かない場合に有効とされるICI(陰茎海綿体注射)も、保険適用どころか治療法自体が日本では認められておらず(欧米では承認済み)、1度の注射につき数千円がかかってしまう状態です。

これではなかなか継続的な治療を受けられない、と悩む男性が多いのも致し方ないでしょう。


ED治療の費用を少しでも節約するためには?

日本でもそろそろED治療薬に保険が適用されるかもしれない、というウワサは前から流れているようですが、まだ実現してはいません。しかし少子高齢化の問題もありますので、近い将来には一定の条件を満たす男性には、保険が適用される日がやってくる可能性は十分あります。

それまでの間は治療費が高くついてしまいますが、安全性のためにも薬の個人輸入などには手を出さず、正規ルートで購入するようにしましょう。幸い2014年には国内初の正規バイアグラジェネリックも発売になり、50mgで1,250円ほどと、これまでより求めやすい価格になっています。

またED治療費を節約するためには、診察料のかからないクリニックを選ぶこともおすすめです。何らかの持病がある人は担当医に処方を受けたほうが安心ですが、そうでない男性はED治療専門のクリニックを選んだほうが、薬代のみで済ませることができます。 というのもED治療はすべて自由診療ですので、診察料や初診料は病院の判断で0円にすることもできるからです。

こうした工夫をしながら、健康保険が適用されるその日までは安全を第一に薬を正規購入するようにしてください。